北山台杉卸・北山台杉販売
北山台杉とは
西暦1200年頃に京都 北山林業は
普通挿木法の考案に伴い、
急速に発展しました。
建築用の垂木丸太を
効率よく生産するのを目的として、
北山台杉は作られるようになりましたが、
その姿が美しいことから
多くの寺社・個人邸など
様々な庭園において
庭木として植えられてきました。
台杉の手入れには必要不可欠な枝打ち鎌を使った剪定(枝打ち)を熟練の庭師が行ないます。
伝統ある技術を絶やさぬように、熟練の庭師から若手へ技術の継承もしています。
北山台杉の特徴
北山台杉の魅力として、
真っ直ぐ伸びる垂木に力強さがあり
象徴的ですが、
これから垂木となりえる取り木が
横に広がる姿もきれいで、
和風庭園の石や下草との調和は
北山台杉でしかない美しさがあります。
また、現代の建築にも周りの庭木や石の
組み合わせ、
鉢植えにより、
「モダン」にすることもできます。
品種として、
本白杉、柴原杉、種杉等があるが、
自社の北山台杉は、
全て挿し木によって栽培された
「本白杉」と呼ばれるもので、
個人邸に植える際に気になることが多い、
花粉症の原因となる実をつけるのが
困難な品種のため安心して鑑賞して
頂けます。
北澤造園の北山台杉
先代はこの北山台杉に魅了され、庭木として用いるために杉苗を植付け、
枝打ちを行ない育成に取り組みました。
1960年頃からは関東から九州へと北山台杉卸販売、
北山台杉を用いた京風庭園の作庭を多く手がけました。
育成してきた為、造園会社の中でも最も多く北山台杉を所有しております。
北山台杉の庭